おか桃会の未来

おか桃会の目指す未来・大切にしているものをご紹介します。

一般社団法人 おか桃会

代表あいさつ

私たちに出会ってくださり、ありがとうございます。

私はこれまで、岡山市で企業さまの財務・会計をサポートする仕事をしてまいりました。
会社員として働いた後独立・起業を経験しましたが、その背景には家族の介護がありました。

親に認知症の症状があらわれたのは、予想していたよりも遥かに若い年齢でのこと。
私自身は働き盛りで、当然のことながら親の介護に備えたり、認知症についての知識をたくわえたりしていませんでした。
変化する親や、同じように不安を抱える家族をみながら、私自身も不安に押しつぶされそうでした。

もっと、認知症のことを知っていたら…
誰もが歳を重ねるという事実に、もっと早くから向き合っていたら…
認知症になる前に、できることがあったかもしれない…

日に日にその思いを強くし、認知症やシニアの暮らし、
そして家族や周囲ができること、地域とのかかわりについて学びを深めました。

そのなかで、二つの信念が生まれました。

「私たちはもっと自立し、力強く人生を切り拓いていける」
「それぞれの人の強みが循環すれば、一人ひとり自分らしく生きていける」

そして、これまで専門としてきた企業における財務・会計の知識・経験や周囲の仲間とのつながりを活かしながら、
さらにシニアがいきいきと、楽しく活躍できる世界をつくる側でいたいとの思いを強くしました。

自分らしく人生を送り、明るく豊かに歳を重ねていくためには、
それぞれが自分の力で準備や学びを積み重ねること、そして信頼できる仲間や社会と協力しあうことが必要です。

ひとりではなく、みんなで、一歩一歩、ていねいに。

まずは愛するまち・岡山から、
人々が人生のどの段階でも自分らしく生きられるよう、
知識や場を共有し、子どもたちや若い人々に「自分で生きる未来」をつないでまいります。

おか桃会仕掛け人(代表理事)
岸本 恵子

おか桃会のテーマ

おか桃会は、
「すべての人がいつでも自分らしく生きる」
ことを目指し、誕生しました。

おか桃会が大切にしている
価値観は、次の4つです。

「自立」

自分で自分の人生を生きるという強い意志だけでなく、自ら動き、学ぶことを諦めません。

「安心」

周囲との信頼関係を結び、自立しながらも相互に尊重し、助け合う仲間とともに歩みます。

「知性」

正しく新しい情報をつかみ、相互に教え合い・学び合い、よりよく判断し、実践します。

「楽観」

迷ったら明るく楽しい方へ。人生と社会を前向きに捉え、希望をもって進みます。

一般社団法人 おか桃会

ロゴマーク

おか桃会のロゴマークには、
私たちの想いやコンセプトが
込められています。

桃太郎・さる・いぬ・きじが協力して明るい世界をつくるように、たくさんの人の熱意や協力が混ざり合いながら、 岡山の人々の人生が楽しく潤されていく優しい世界を表現しました。

安心と楽しさ、あたたかさに包まれながらも、
誠実さや知性、そして意志の強さや連帯をあらわす
希望の「はちまき」がおか桃会のトレードマークです。

おか桃会のこれから

おか桃会の運営方針・計画である
「HACHIMAKI 1.0」を
ご紹介します。

2025年度までをめどに、よりよく生きたい高齢者の方、賛同してくださる企業さまや協力・連携できる支援者の方との結びつきを深め、おか桃会の基盤を整えます。

具体的には認知症予防支援活動(IT活用講座、フレイル予防の身体づくり、お楽しみ活動)、買物支援、企業での認知症に関する啓蒙活動やタイアップイベントの開催を重点的に行います。

また、高齢者の方を支えるご家族・支援者の方向けのスキルアップ講座、マネー・医療福祉リテラシーを高める講座の開催や相談業務・成年後見制度の活用支援、シニアの就労支援を通じ、世代間交流の機会を増やします。

会員申し込みはこちら