一般社団法人おか桃会は、おかげさまで3周年を迎えました。
3年目は、関係機関とタイアップしたり、外部の催し物に講師として登壇したりすることもあり、地域内での連携を深めていった一年でした。
また、スタッフ同士のシナジーも増え、シニアの方も現役世代の方も彩り豊かな人生を送る現代にふさわしい、「医療」「健康」「お金」「介護・福祉」だけでは括れない、さまざまな人生の応援を模索してまいりました。美しいものに触れる、お一人おひとりの人生のコアをみつめ、未来を描いていくお手伝いをしていくことは、企業向けの人事サポートにも共通する、「未来」をみつめる視点でした。
シニア向け教室でも多くの示唆をいただきました。エンディングノートや終活に対して、ネガティブな思いが拭えないこと。おか桃会に集まる積極的でポジティブな方々ですら、そのように思われる理由はどこにあるのだろう、と議論と傾聴をかさねた先に気づいたのも、「未来」という視点でした。
私たちはすでに、答えを出していたのです。
「いつでも自分らしく生きる」――「いつまでも」と「いつでも」は、たった一文字で大きな意味のちがいを含む言葉です。
いつでも自分らしく生きるということは、未来に希望をもって生きられるということ。
私たちが最初に描いた理想とヴィジョンを、生徒さんがたが後押ししてくださっていることに、胸が熱くなりました。
3年目は、労務関係の制度改正によって、「ケアラー支援」に社会全体が舵をきった年でもありました。「いつでも誰でもケアラーになり得る」ということは、起こり得る危機に備えるという「災害対策」のようなものなのでしょうか。
家族だけが支える、という発想であるかぎり、「ケアラー」は悲しみの象徴、負担の偏重を示すものになりやすい側面を抱えています。けれども、いくつになっても友達ができる、いつでも遊びに行ける楽しみがある、どんなときにも頼り頼られる場所があることで、関係の濃淡はあれど、誰もがケアラーになり、誰もがケアを受ける存在になります。
家族でも、上司でも、部下でも、サービス提供者でも、消費者でも。
すべての人がケアラーなのだとしたら、世界はちょっとだけ、優しいものになっていくのではないでしょうか。
桃栗三年柿八年、と申します。
私どもが歩んできた3年でこの木についた実は、そんな優しい果実でした。
ここからは少し、贅沢に豊かに、実らせてまいりましょう。
未来の実は、誰もしらない桃の味。あるいは、なじみのある懐かしい味。
あの人と一緒に食べたい、大きな実。
4年目のおか桃会も、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人 おか桃会一同
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